おつまみとしても食べる機会の多いナッツ。なんとなくヘルシーそうなのでナッツを食べているという人もいらっしゃるかと思います。
「世界一の美女になるダイエットバイブル」で有名なエリカアンギャルさんが提唱して、おやつにくるみやアーモンドを食べるようになった人も多いのではないでしょうか?
栄養価があり、良質な油を摂取できるので優秀な食材なんですが、糖質制限ダイエットでは、種類によってはちょっと気をつけるべき食べ物です。
ただ、おやつでチョコをつまむのならば、断然ナッツを口にして欲しいところなのでナッツの糖質量とおすすめの食べ方について解説していきます。
糖質・炭水化物の多いナッツ類
まずは、糖質・炭水化物の多いナッツから確認です。
品目 | 糖質 ※100gあたり |
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栗 | 25g |
銀杏 | 25g |
カシューナッツ | 20g |
栗は想像できそうですが、銀杏やカシューナッツも実は糖質が高いのですね。特に栗はマロングラッセなど甘くして食べる場合も多いので気をつけましょう。
糖質・炭水化物やや多めの気をつけたいナッツ類
栗や銀杏、カシューナッツほどきにしなくても良いのですが、
品目 | 糖質 ※100gあたり |
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バターピーナッツ | 14.4g |
マカデミアナッツ | 11.7g |
ピスタチオ | 11.7g |
糖質・炭水化物のやや少ないナッツ類
品目 | 糖質 ※100gあたり |
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くるみ | 4.2g |
アーモンド | 9.3g |
栗や銀杏は、1/4が糖質。それに対してピーナッツ、アーモンドなどは、1/10が糖質です。ただ、決して少なくはないので摂取のしすぎには注意を。くるみは1/10弱ですが、そこまで少なくないので同様に食べすぎは注意です。
ピーナッツについては糖質制限ダイエット実践者からはこんな声もありました。
なので手軽に食べれて、糖質を気にしなくていいおやつ「ピーナッツ」をスイーツ代わりに食べることに。
同時に白米や麺類の糖質制限も実践していたので、効果はありました。糖質を完全に絶ってしまうと私の場合は拒絶反応がでたので、量を減らしながら1週間で完全に糖質制限に成功。
3度の食事の糖質制限は基本ですが、おやつの糖質制限は私にとり過酷でした。ですが、ピーナッツ生活で口が寂しくなくなり、いつの間にか甘いものが「食べたい」とおもう衝動に駆られることは完全になくなりました。今ではピーナッツの量も徐々に減っていき、あまり口も寂しくなくなったので間食もしなくなりました。
今半年たちますが、体重も当時より10キロは痩せ今でもキープしています!ダイエットもそうですが、私の場合は何とも言えない身体のだるさからも解放されました。それが痩せたからそうなったのか、糖質を制限したからなのかわかりませんが毎日朝の目覚めがよく今までの2度寝がなくなりストレスのない日々を送っています。
スイーツを完全にピーナッツにするのは大変そうですが、実践できればアドバンテージになりそうですね。
ナッツが好きな人は、果物好きも多いのでは?糖質ダイエット中はなかなか食べられない果物。それでも食べたくなったらどれを食べるべき?
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おすすめ!糖質制限中のおやつにしたいナッツ
摂取するのはビタミンや良質なアミノ酸が豊富なクルミ、そして、オレイン酸やビタミン、ミネラルを豊富に含んでいるアーモンドがオススメです!
ビタミンEが豊富なアーモンド
ビタミンEが100g中31mgも含まれます。
良質な油であるオレイン酸が70パーセントをしめています。硬水なみの豊富なミネラルがあります。
抗酸化作用が高いクルミ
ナッツ類で1番抗酸化作用が高いです。
ビタミンやミネラル(ビタミンE、B1、B6、葉酸、マグネシウム、銅、亜鉛)が豊富です。
アミノ酸の一種トリプトファンにより快眠が出来、さらに食物繊維が豊富です。味気ないので大量に食べるというのは難しいかもしれませんがサラダに混ぜるなど工夫すると良いです。
クルミとアーモンドの食べ方のコツ
おつまみ用の炒ったものなどがよく売られていますが、【生のまま】食べましょう。殻つきのアーモンドやクルミが売っています。酸化させないようにそういった殻付を買い、さらに瓶などに保存して酸化を防ぎましょう。
大袋にどっさり入っているタイプもありますが小分けになっていると、開けた分だけ食べれば良いので酸化に気を使わず便利ですよ。
1回の量は食べ過ぎないよう、クルミは1日3粒(殻付のモノ)ほど、アーモンドは10粒程度にしておきましょう。
もうひとつナッツダイエット実践者の声を紹介しておきます。
私はクッキーやチップスが大好きで、普段毎日の様におやつとして食べていました。でも、このナッツダイエットをしていた期間は、3食はしっかり普段通りに食べて、おやつの部分をナッツ類にするというものでした。ナッツは数種類、アーモンド、ピーナッツ、カシューナッツなど自分の好きなナッツを選び、小腹が空いたり、口寂しい時に、今まで食べていたクッキーやチップスの代わりに食べることにしました。
ナッツ類は塩分はあるものの糖分はなし、はじめのうちは、甘い物が欲しい気分になりましたが、その時は、美味しいお茶を入れて飲み、気を紛らわしたり、それでも気が紛れずどうしても甘い物が食べたくなった時は、果物で糖分を取ることにしました。期間は2週間と決めていたのですが、徐々にナッツ類と果物で十分満足する自分に変わっているのを体感しました。
2週間の期間が終わってからもクッキーやチップスを食べたいと思う気持ちがほとんどなくなり、小腹が空いたり時、おやつとしてナッツ類と果物を食べる様に変わっていて、それは今も続いています。自分の嗜好が変わっただけでなく、ナッツ類と果物を食べることで乾燥肌だったのがしっとりしたり、パサついていた髪がしなやかになるという良い点もいくつも体感することができました。食べないダイエットとは違い、決められている物は食べてもいいというダイエット法だったので心理的にも無理なく続けられた点も良かったと思います。
ナッツを多く食べている人の中には、悪い油である飽和脂肪酸を出来るだけ抑えたい!と思っている人も多いのではないでしょうか。たとえば、サラダを食べる時にも、アマニ油などを使ってドレッシングを作れば悪い脂質は制御できますよね。
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また、糖質制限・食事制限でダイエットを行う際は、代謝の低下が原因で脂肪がなかなか落ちないという事が多いです。
筋トレや有酸素運動を日常的に行っている方は問題ないですが、運動はできないという場合は、代謝を高める漢方などを併用する事をオススメしています。
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