一人の時間をゆっくり楽しんだり、親しい人とお茶を楽しんだりと、憩いの場であるカフェ。あるいは、仕事の打ち合わせでよく使う、という方もおられるかもしれません。
カフェで注文をする時にも、なるべくGI値に気を付けたいという場合は、どのようなことを心がけるのがいいのでしょうか?
カフェメニューのGI値
カフェで頼むものといえばまず、コーヒーなどの飲み物でしょう。主な飲み物のGI値は、以下のようになっています。
飲み物 | 糖質量 |
---|---|
ブラックコーヒー | 16 |
紅茶 | 10 |
ミルクティー | 20 |
ココア | 47 |
100%オレンジジュース | 42 |
基本的には、高GIというほどのものではありません。ココアやオレンジジュースなどの甘いものは若干高いので、GI値が気になる方には、コーヒーや紅茶など、それ自体は甘くない飲み物がおすすめです。
ただし、注意した方がいいのがお砂糖の量。白砂糖のGI値は109、黒砂糖は99、グラニュー糖は110となっています。
「どこからが高GIなのか」ということについては諸説あるようですが、いずれにしても、100を超える数値は高GIと言っていいでしょう。
お店によっては砂糖以外に、ハチミツなどの甘味料を置いているところもあります。ハチミツのGI値は88で、砂糖の類よりはやや低い値となっています。
コーヒーや紅茶を、そのままで飲むのは苦手という方は、試してみてはいかがでしょうか。
スイーツよりはカフェオレを
また、お茶と一緒に食べることが多いのが、ケーキなどのお菓子類。カロリーの点から控えている方もおられるかもしれません。これらのお菓子類は、GI値の点から見ても、摂りすぎには注意したいものです。お菓子のGI値について、少し見てみましょう。
スイーツ | 糖質量 |
---|---|
生クリームケーキ | 82 |
チョコレートケーキ | 80 |
ホットケーキ | 80 |
ドーナツ | 86 |
ベーグル | 75 |
ベーグルは75と若干低めですが、特に砂糖を多く使っているお菓子は、GI値も高くなってしまいがちです。カロリーだけではなく、GI値も高いものだということを念頭に置いて、食べ過ぎないように注意することが肝心です。
甘いものが欲しいというときは、スイーツよりも、コーヒーの牛乳を入れるなどするほうがダイエット中はおすすめです。
カフェの食事はブラウンパンやパスタを
カフェではお茶をするほか、パンを使った軽食や、パスタを食べることも多いのではないでしょうか。
基本的に、白くて柔らかいパンは高GI食品です。たとえば、食パンのGI値は91とされています。中が茶色く、噛みごたえのあるパンはGI値が低く、ライ麦パンは58、全粒粉パンは50となっています。できれば、このようなパンを使っているお店や品物を選んだ方がいいでしょう。
また、パスタは比較的GI値の低い主食として知られています。同じく小麦からできている麺類のうどんのGI値(85)に比べて、パスタは65。使っている小麦の種類が違うため、このような差があるのです。
ただし、こってりしたソースなどのために、摂取カロリーが高くなってしまうことがあります。ダイエットのためにGI値を意識している方にとっては、むしろその点に注意が必要かもしれません。
甘いものを食べる機会も多いカフェですが、砂糖の入った飲み物やお菓子については、摂りすぎないよう注意が必要です。
甘党の方も、たまにはコーヒーをブラックで飲んでみたりしてはいかがでしょうか?
カフェやファミレス、ファーストフードで糖質の低いメニューの選び方などを紹介している、こちらの記事も参考にしてみてください。
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