よく、「貧困地域では肥満が多い」という話があります。好きな食事を買える富裕層より、食事を選べない人のほうが、太っている人が多い・・・という話です。これ、実は、肉や魚、野菜は高く、「炭水化物」の方がたくさん食べれて値段が安いことによるもの。
たしかに、日本でも食べれる安いものを挙げて行くと、例えばファーストフード、お好み焼きやもんじゃ焼きなどの粉モン。すいとんなんかも、安くカロリーを摂取できる料理ですよね。あとは芋。ポテトやポテトチップスなどなど、挙げて行けばキリがありません。もちろん欧米でも、安価なものには大量のジャガイモがついてきますし、やはり炭水化物、特に主食となるようなものは安いのです。
つまり言い換えると、主食を全部止めて、他の食事に切り替えるということは「お金がかかる」ということになってしまいます。
健康のためには糖質制限食を続けたい・・でもお金が厳しい!!という人にオススメする、低コスト&低糖質な食材の紹介です。大手スーパーの値段を参考価格として提示しています。
低コスト&低糖質な食材
肉
- とり胸肉 45円/100g
- ささみ 98円/100g
- 牛ばら肉 128円/100g
- 豚肉小間切れ 98円/100g
安いものをまとめ買いして冷凍できるのがお肉の良いところ。鶏のささ身なんかは、筋を取り、ゆでたものを割いておくと、サラダやスープのトッピング、ワサビとあえて「とりわさ」など、食事のボリュームアップやもう1品追加するのに便利です。
野菜
- もやし 49円
- 胡瓜 3本 99円
- キャベツ 1個 198円
- ダイコン1本 ¥98
- 小松菜1袋 100円
- 茄子5本 198円
なんといっても安いのはもやしですよね。ただし痛みやすくて保存が利かないので、買ったら冷水で洗い、よく水気を切ってラップに包み保存しましょう。袋のままより長持ちします。
大豆製品など
- 豆腐 2丁 98円
- 油揚げ 5枚 98円
糖質制限中主食の代わりになってくれるのがお豆腐。焼いてもよし、煮てもよしの万能食材ですね。
その他
- ホールトマト 98円
- コンニャク200g 68円
- 卵 10個 218円
- しめじ 1パック 98円
1缶使って料理すると、けっこう何日か分の食料になるのがホールトマト。ケチャップなどを使うと糖質が高いので、そのかわりにトマトソースを自作するのもありです。こんにゃくは、糸こんにゃくを買ってきてスープなどに入れると、若干麺のように食べられます。
さて、ここで上げた食材でつくる低カロリーレシピを数点紹介していますので、どうぞこちらも参考にしてみてください。
→たくさんつくって使いまわそう。低予算・低糖質フードでつくる、美味しいレシピ!
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