「オリゴ糖」という名前を聞いたこと無い人はいないでしょう。
最近は甘味料の種類が超絶に沢山あるので、そのなかに埋もれてしまっていますが、砂糖と同じような甘さを感じつつ、血糖値を抑えられる優秀商品です。
以下の記事で砂糖の代わりになるものについて、調べてみた結果を載せているのですが、これらよりも手軽に手に入るという点では、手を出しやすい商品なのかと思います。
→合成甘味料とごっちゃになりがちな「天然甘味料」。血糖値を上げるもの上げないものをチェックしよう!
→人口甘味料って本当に安全?糖質は制限できるけど、知らないと不安になるので調べてみました。
さて、このオリゴ糖。なんなのかというと、糖ではあるのですが、ブドウ糖が2個から10個程度くっついたもののことを指します。
でも、実はこのオリゴ糖の定義が曖昧で、ブドウ糖が2個くっついているのは砂糖などもありますが、そういったものはオリゴ糖とは呼びません。
一般的には、フラクトオリゴ糖・パラチノースオリゴ糖ガラクトオリゴ糖・ラフィノース、乳果オリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、キシロオリゴ糖などをオリゴ糖というようです。
このオリゴ糖の中で、消化されてしまうもの(消化性オリゴ糖)と、消化されずに大腸までいくもの(難消化性オリゴ糖)があり、大腸までいくものは、基本「カロリーが低く」、「血糖値の上昇が緩やか」で、「お腹の調子を整える」という特長があります。
糖質のある食べ物は基本、腸で吸収されて血糖値を上げますので、この腸を通り過ぎて大腸まで行くと言うことは「カロリーゼロ!?」と思うのですが、そうゆうわけではありません。
大腸までたどり着いたオリゴ頭は、発酵し、酢酸、プロピオン菌、酢酸なんかになり、大腸から体内に取り入れられて、エネルギー源となります。ただ、砂糖のように腸で吸収されてすぐに血糖値を上げるものより、よほどゆっくり血糖値を上昇させますので、そのメリットは存分にあるわけです。
実際にショ糖(砂糖)とカロリーを比較すると、砂糖4kcal、オリゴ糖2kcal。同じ糖ですがたったの半分で済むんですね。そ
まだ使い始めて数日。ほぼ料理にしか使っていないのですが、ふつうに砂糖を使うように料理をできるんだ!というのが驚きの感想。煮物なんかをつくっても、醤油と、オリゴ糖で、ちゃんと煮物になります。
もちろん、カロリーはゼロではなく、血糖値も上げるので、いくらつかっても良いわけではありませんが、砂糖の代わりに使う分には存分に役立つ材料になるでしょう。
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