日々の飲み会、歓送迎会、新年会・忘年会、友人との飲み会、家族との晩酌・・・20歳を越えると、嫌でも始まるのがお酒とのお付き合いです。

日本酒

特に毎日飲みたい、ビール大好き、大量に飲む・・・ということが最高に幸せという人には、「飲み会」でダイエットのために我慢をすることは苦痛以外の何者でもありません。糖質制限しているので・・とビールを断るのもツライですし、「その料理はちょっと遠慮を・・・」というのも気を使いますが、意外と飲み会メニューでは食べてOKなものもたくさんあるのです。

飲むときの注意点を確認し、お酒と、食事のOKフード、NGフードを、実際の居酒屋のメニューを例に確認してみましょう。
お酒の具体的な糖質量が知りたい方はこちらの記事も確認してください。
お酒の糖質量をチェックして飲み会にそなえよう!

糖質制限ダイエット中の飲み会心得

周りにダイエット中であると言っても問題なければ、糖質抜いてます宣言をしてしまうのもありかと思いますが、飲み会の席で「ダイエット中なんで~」というと、周りに気を使わせたり、周りも食べにくかったりしますよね。わざわざ宣言をしなくても、居酒屋メニューには頼めるものも沢山ありますので、臆せずに楽しみましょう。

心がけたいのは、飲み会中の飲み物、食べ物の選び方はもちろんなのですが、飲み会の前後の行動も気をつけましょう。飲み会前は、一人でダイエットの対策が出来る時間。乾杯!とお酒を流しこむ前に、血糖値を上げにくくするものを胃に収めておきましょう。以下のようなものを、飲み会の前15分くらいに食すと、血糖値の上昇を抑えてくれます。

・水コップ2杯飲む
・キャベツなど葉物の野菜を食べる
・無糖のヨーグルトを食べる

その他の血糖値の上昇を穏やかにさせる方法はこちらをチェックしてください。
→飲み会前にもおすすめ!血糖値の上昇を穏やかにする方法

飲み会のあとは、何よりも「〆のラーメン」にいかないこと!よった勢いとは怖いもので、けっこう飲んで食べたのに、なぜかラーメンが身体に収まってしまうのです。残念なことに胃は伸縮性がありますので、満腹中枢が麻痺していればラーメンぐらいは食べれてしまいます。

ラーメン

まわりには釣られず、そこはがんばって抑えましょう。家に帰ってからのデザートも同様にNGですよ!

糖質制限ダイエット中のお酒とつまみの選び方

OKフード、NGフードは他の記事で紹介していますので、今回は具体的なメニューを見ながらチョイスするべき飲み物、食べ物を確認していきましょう。

居酒屋で注文したい糖質低めメニュー

飲み会、居酒屋で積極的に注文したい糖質の少なめなメニューです。おつまみの特徴としては、加工が少ない素材に近いメニュー、甘い・甘辛い味付けではないメニューです。お刺身や、野菜、キノコ、シンプルなお肉の焼き物などを積極的に頼みましょう。お酒は、蒸留酒であれば糖質ゼロ。ウイスキーや焼酎を頼むことが理想です。ハイボールや、ウーロンハイ、緑茶ハイなどを注文しましょう。

フード編
シャキシャキザーサイ、塩ダレキャベツ、豆腐、漬物盛り合わせ、たこキムチ、海鮮納豆、イタリアンサラダ、蒸し鶏の中華風サラダ、豆腐のカプレーゼ風、刺身、炙りしめさば、とろとろ刺身ゆば、こんにゃくレバ刺し、馬刺し、ホッケ一夜干し、イカの猟師焼き、エイヒレの炙り焼き、白身魚と魚介のアクアパッツァ、さっぱりトマト、3種のきのこのガーリックオイル焼き、辛味もやし、ガーリックチキンステーキ、レバニラ炒め、串焼き盛り合わせ
ドリンク編
焼酎、ジン、ラム、テキーラ、ウイスキー、ハイボール

気をつけたいメニュー

食べ過ぎなければ注文してもOKなメニューです。素材は低糖質、味付けは砂糖なども使うメニューが中心となります。例えば唐揚げや、糖質の高めなドレッシングのかかったサラダ、和風(醤油と砂糖)な味付けの煮込み料理などは注意をしましょう。飲み物の場合は、ワインなどがここにあたります。ワインは同じワインであれば、赤ワインのほうが糖質も少なく、血糖値の上昇も穏やかなのでおすすめです。

フード編
ぶたのとろとろモツ煮、ねぎねぎ炙りチャーシュー、4種のチーズ盛り合わせ、茹でたて枝豆、オニオンスライス、とろとろたまごの彩シーザーサラダ、サバの缶詰炙り、チーズの串揚げ、ムール貝の白ワイン蒸し、ヤリイカのガーリックフリット、オニオンリング、若鶏のから揚げ、チキンナゲット、ごぼうの唐揚げ、ホルモン鉄板焼き
ドリンク編
赤ワイン、白ワイン、低糖質発泡酒

頼んではいけない糖質高めメニュー

〆ビピンパや、ポテトフライなど、明らかに糖質が高いものはもちろん、ヘルシーそうに見えて実は糖質が高いメニューに特に注意しましょう。例えば、ヘルシーそうだけど糖質はしっかりある長芋、春雨。野菜たっぷりのチヂミ、具材も味付けも糖が多い肉じゃがなどには十分注意してください。飲み物はビール、日本酒、梅酒などは要注意です。特にビールは、量も多く摂取してしまうので、出来れば避けましょう。

フード編
長芋わさび、春雨サラダ、厚切りベーコントマトピザ、4種のチーズピザ、モッツァレラのマルゲリータ、山盛りポテトフライ、たこ焼き、ニラチジミ、とんぺい焼き、ポップコーン、春巻き、あんかけかた焼きそば、あんかけチャーハン、焼きそば、ざるそば、デザート全部
ドリンク編
ビール、発泡酒、白ワイン、日本酒、紹興酒、梅酒

ちなみに私の場合はビールが本当に好きでやめられないので、糖質70%オフのグリーンラベルを飲むようにしています。やめれたらそれが1番なのですが、難しい場合は糖質が抑えられている商品を試してみましょう。

こうやってみると、OKフードってけっこうありますよね。

材料が炭水化物でない野菜や肉、魚でも、和風の煮物の味付けや、シーザーサラダドレッシングのようなクリーミーなものは糖質が上がってしまいますので、そういった隠れ糖質フードには気を使いましょう。

□糖質ダイエットでオススメの食べ物、避けたい飲み物。【お酒編】
お酒についてもう少し詳しく知りたい場合はこちらもチェックしておきましょう。糖質の高いお酒、低いお酒を紹介しています。

居酒屋は以外にも糖質制限者に人気?

居酒屋はメニューが自由に組み合わせられるという事で以外と糖質制限中の人に人気です。実践者の声を参考までに最後に紹介しておきます。

メタボ脱出に夕食だけ糖質を制限しました

私が糖質制限を始めたのは、ダイエットのためです。
メタボのような体型になってしまったからです。
今も人気が高い糖質制限ダイエットは、周囲の友達も行っていて、実際に効果も出やすいと感じました。
あまり難しいルールで生活を続けるのは難しいため、夕食のごはんやパスタ、うどんなどの主食を抜く方向で糖質ダイエットを始めました。
これなら定食のごはんを残せばいいですし、居酒屋に行けば好きなものを食べられると思ったからです。
狙い通りルールが簡単なので、糖質制限ダイエットを続けることができました。
徐々に体重が落ちて行き、かなり理想的な体重まで落とすことができました。
これ以上体重を落とすなら、より徹底した糖質ダイエットをする必要がありますが、私は性格上難しいのでこのままで行こうと思います。
それでもあまり無理をせずに、体重をキープできていることに満足しています。
ストレスを感じにくいところが、糖質オフダイエットのいちばんのメリットだと感じています。

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