「人口甘味料」。カロリーオフ!とか書いてある商品には、だいたいこれが使われている気がします。
しかし、「本当は危険なんじゃないか・・・」とか、「ガンを誘発みたな話なかったっけ・・・」とか、いろいろ気にしてしまうタチのため、今まであまり手をだしてこなかったわけです。
調べればよいことだったのですが放置していた問題だったので、ここで思い切ってキチンと調べてみようと思います。
ただのネットで拾ってきた情報の集合体ですので、あくまで参考にだけしていただいて、自分で納得いくまで調べて、自己責任で使っていただければと思います。
【安全です!】という意見は、各社メーカーや、利権のあるところから発信をされていると思いますので、ここでは書きません。あくまで、こんなことが言われている、リスクがあるかもしれない、ということを理解したうえで、取捨選択をするうえで参考にしてもらえればと思います。
日本で使用量の多い人口甘味料3つを調べてみた
アスパルテーム
アメリカで1965年にザール社が開発した合成甘味料。ダイエットコカコーラや、味の素のパルスイートとして日本でもおなじみ。
甘さ:ショ糖の200倍の甘味
何が危険と言われているか?
アステルパームは口から摂取するとほぼ体外に排出される、と言われるが、その一方で、一部が体内でメタノール、アスパラギン酸、フェニルアラニンに代謝(変換)される。
メタノール:頭痛、眩暈、吐き気、視神障害による視力低下・失明が起こす可能性がある。
アスパラ:アスパラギン酸アミノフェラーゼというアミノ酸。有害なアンモニアを体外へ排出し、中枢神経系を保護する面もありますが、興奮作用があり、過剰摂取は危険。
フェニルアラニン:興奮性の神経伝達物質を作り出す。高揚感、血圧を上げる、記憶力を高めるなどの効果。
栄養ドリンクなんかにも入っている興奮剤の成分により、てんかん性の発作が起きたり、メタノールによる失明などが懸念されているようです。すごいアンチが多い商品ですね。
スクラロース
1976年にイギリスのテイト&ライル社により、砂糖をもとにして開発された合成甘味料。
甘さ:ショ糖の600倍
何が危険と言われているか?
もともとスクラロースは、農薬の研究中に偶然みつかったもの。
このスクラロースの分子を見ると、「塩素」が含まれていることがわかります。「塩素」と体内に存在する「炭素」を混ぜると、オルガノクロライドという分子に変ります。このオルガノクロライド、有名どころではダイオキシンや農薬のDDTなどの構成要素。まぁ塩素自体からだに取り入れるものではないですし、良いものとは言えなそうですね。
アセスルファムK
1967年にドイツの科学者によって偶然発見された。
甘さ:ショ糖の200倍
何が危険と言われているか?
化学物質である、「塩化メチレン」が含まれている点。長期的に体内に取り入れると、癌や、肝臓の疾患、腎臓の疾患、頭痛などを引き起こす可能性があります。
とりあえず、なにがどう悪いと言われているのかが明らかになってすっきりしました。「取りすぎるとNG」と言われるものは、たとえば日々摂取するカフェインなんかもそうですし、塩分だって同じです。ただ自然界にないものなので、分子レベルまで見ていくと摂取するにはちょっと気が引けるなぁという感じが正直な感想です。
次回、ステビアなど植物由来の甘味料もみていきたいと思います。
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