ダイエットにいいとされている韓国料理。確かにキムチなどの発酵食品は腸内環境をよくしますし、辛いもの、温かいものが多いので、発汗作用や代謝を促し、ダイエットに効果がありそうですよね。事実、韓国にはきれいな人が多いように感じます。
韓国料理の糖質とは
それでは、糖質制限中の方も積極的に韓国料理を食べればいいのでしょうか?
唐辛子たっぷりの韓国料理でも炭水化物はNG
当たり前のことですが、サムゲタンには大量のお米が入っていて、チヂミは小麦粉から作ります。ヘルシーそうに見える韓国冷麺だって、そば粉をメインにつなぎに小麦粉やでんぷんを大量に使っています。これらの食事に関しては、いくら辛くしたり温かくしたりと言っても当然炭水化物。糖質制限中の方は控えた方がいいでしょう。
ちなみに燃焼効果のあるカプサイシンも摂りすぎると危険もあるので句ユイしましょう!
トウガラシを使った料理や調味料による適度な辛さは食欲を増進させ、おいしく食事をする助けになります。
しかし、トウガラシの辛みの主成分であるカプサイシンをとりすぎると、粘膜が傷つき、のどや胃が荒れてしまうことがあるので、辛いものを食べ過ぎないように心がけましょう。
農林水産省では、国民の皆様の健康の増進に役立てていただきたいと考え、カプサイシンに関する情報をまとめましたので紹介します。
しかも、普段食べている日本食の場合だと大体1食分の糖質量は調べれば詳しく出てくるものなのですが、韓国料理の食材に関してはあまり詳しく調べることができません。大丈夫と思って食べていると、気がつかない間に糖質オーバーしてしまう、なんてことも起こり得るので注意が必要です。
甘辛くて美味しい韓国料理の調味料に気をつけよう。
韓国料理と言えば、外せないのがコチュジャン。焼き肉やサムギョプサルを食べる時には欠かせないし、チヂミにも大活躍の調味料ですよね。
ですがこのコチュジャン、糖質のかたまりなのです。コチュジャンの100g中の糖質量はおよそ50g。コチュジャンの半分は糖質でできている、ということになります。
原因は、砂糖を大量に使っていること。もちろん原料のみそにも多少の糖質が入っていますが、やはり砂糖の使用量が格段に多いのです。ですので韓国料理を食べる時は、コチュジャンの使用をなるべく控える必要があります。
辛くないのがつまらない!という方は、多少味は変わりますが、中華料理に使う豆板醤を使用することをおススメします。豆板醤は作るときに砂糖を使用しないので、糖質制限中の方でも安心して使うことができます。
焼肉の食べ方の工夫
韓国料理の代表的なものと言えば、やはり焼肉。日頃は避けることができても、付き合いの中でどうしても焼肉屋に行かないといけない人もいるのではないでしょうか?
もし、糖質制限中の方が焼肉を美味しく食べたいのであれば、
- 肉はタレでなく塩をつけて食べることを
- サンチュを巻いて、野菜でお腹をふくらませるようにすること。
- コチュジャンではなく、豆板醤(あれば)もしくは唐辛子で辛味をつけること。
- アルコールはビールではなく、焼酎を水割りで飲むこと
- 当たり前ですが、シメの炭水化物は厳禁で。
などに気をつければみんなと一緒においしく焼肉宴会に参加することができます。
まとめ
糖質制限中の方にとって、どこの国の料理だから糖質が制限されて、日本食はだめ、というのではないようです。どこの国の料理でも、糖質を摂取するようなものは制限しなくてはいけません。逆にいえば、糖質をとるようなものさえ気を付けていれば、どこのお料理でも楽しく食べることができますよ。
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