ここでは、よく食べられているにも関わらず、肉や野菜などの分類から漏れてしまったために、ご紹介することができなかった食品とそのGI値について、一部ではありますがご紹介していきたいと思います。

海草、卵、乳製品、大豆のGI値一覧

日々の食事に欠かせない、海草、卵、乳製品、大豆加工品のGI値一覧です。そのほかのGI値はこちらでチェックしましょう。→肉や魚のGI値/主食のGI値/野菜のGI値

卵のGI値

egg

ちょっと火を通したり、あるいは生のままで食べたりと、調理が簡単でその幅も広い卵。とても便利な食材ですね。
卵のGI値は30です。タンパク質を多く含む肉や魚などの食品のGI値は、40台とあまり高くありませんが、それよりもさらに低い値です。また、体内で合成できないため、食事からとらなければならない「必須アミノ酸」や、ミネラルなどの栄養も豊富に含んでいます。

海藻のGI値

ひじき

ご飯やラーメンに海苔を添えたり、お味噌汁にワカメを入れたりと、派手ではないながら、利用される場面の多い海藻。一部ですが、以下にGI値をご紹介しておきましょう。

食材 GI値
焼き海苔 15
ワカメ 15
モズク 12
コンブ 17
ヒジキ 19

ご覧の通り、GI値はかなり低めです。
海藻類はカロリーが低く、ミネラルやビタミン、タンパク質などの栄養を摂ることもできます。食事に入れることでかさが増えるのも、ダイエットをされている方には嬉しいでしょう。
また、血糖値の上昇を緩やかにする食物繊維も多く含んでいます。GI値が気になる方は、積極的に摂取されてみてはいかがでしょうか。

乳製品のGI値

ミルク

牛乳やチーズ、バターなどの乳製品もまた、摂取することの多い食品です。主な乳製品のGI値は、以下のようになっています。

食材 GI値
牛乳 25
プレーンヨーグルト 25
バター 30
プロセスチーズ 31
クリームチーズ 33
アイスクリーム 65

乳製品もまた、その多くは低GI食品です。ただし乳製品でも、アイスクリームのGI値は65となっており、比較的高い数値と言えるでしょう。すべての乳製品が低GIというわけではないので、ご注意ください。
GI値が低いことに加えて、乳製品には他の食品のGI値を下げる効果があると言われています。食パンなどの高GI食品を食べる前に摂取するのがいいようです。

大豆加工食品のGI値

豆腐

豆腐やしょうゆ、味噌などの大豆を加工した食品は、日本人にはなじみの深いものです。大豆のGI値は30ですが、それを加工した食品のGI値はどうなっているのでしょうか。

食材 GI値
しょうゆ 11
しょうゆ 9
豆乳 23
味噌 33
納豆 33
おから 35
豆腐 42
油揚げ 43

豆腐、油揚げがやや高いものの、高GIというほどではありません。全体的にも、大豆加工食品は低GI食品と言えるでしょう。特にしょうゆ、豆乳は原料の大豆よりも低いGI値となっています。
大豆の加工食品については、あまりGI値を気にせず食べることができそうです。

GI値に関しては、こちらで詳しくまとまっていますので、参考にしてみてくださいね。→GI値の解説!低GI食品・高GI食品とは

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