GI値の低い食品を選ぶだけでなく、食べあわせを工夫することによっても、GI値を抑えることができます。
あれも食べられない、これも食べられないというのはストレスがたまっていきます。
どうしたら食べても良くなるのか知っておくと中長期的に取り組みやすくなりますね。
食べ合わせでGI値を下げよう!
GI値が高いからといって、好きな食べ物を我慢しなければならないのは辛いものです。ストレスを溜めないために、また栄養が偏ってしまわないように、たまにはGI値の高い食品を食べるのも必要となるかもしれません。そのような場合は、食べ方を工夫してGI値を下げるようにするといいでしょう。
食物繊維で血糖値の上昇を抑える
GI値を下げるならなんといっても食物繊維が有名です。
食物繊維には血糖値の上昇を抑える働きがあり、野菜などに多く含まれています。高GIの食品と一緒に食べることで、GI値を抑える効果があると言われています。
食物繊維にはワカメや豆類などに多く含まれる「水溶性食物繊維」と、大豆やゴボウなどに多く含まれる「不溶性食物繊維」がありますが、どちらも血圧の上昇を緩やかにするのに役立ちます。
また、食物繊維の豊富な食品は、食事のかさを増やす役にも立ち、腹持ちもいいので、食べ過ぎを防ぐ役割も期待できます。
食物繊維以外のGI値を下げる食べ合わせ
牛乳やヨーグルトなどの乳製品も、GI値を下げる効果があると言われています。それ自体のGI値も低いため、GI値を気にする方には便利な食材と言えるでしょう。
油もGI値を抑える働きがあると言われています。例えば、白米はGI値の高い食品ですが、チャーハンなどにするとGI値が下がります。
ただし、カロリーが高くなってしまうことは考慮された方がいいでしょう。特にダイエットのためにGI値を気にしているという方は注意が必要です
お酢にもGI値を下げる効果があり、料理などにお酢をかけるといいようです。また、サラダのドレッシングを、フレンチドレッシングなど酢を使ったものにされてもいいでしょう。また、食事の前に酢を飲んでも効果があるようです。お酢の種類は色々あり、中には飲みやすいように工夫されたものもあります。また、水などで割って飲んでもいいでしょう。
お酢が苦手という方も、種類や摂り方を工夫すれば実践することができるのではないでしょうか。ただ、お酢は酸性が強いため、特に胃腸の弱い方は、空腹時に飲むと胃腸を傷める原因になってしまうこともあるようです。希釈して飲むタイプのものはその割合を守り、もしも体調を崩してしまうようなら、無理をして続けるのはやめましょう。
なお食べる順番としては、先にGI値の低い野菜や乳製品など、GI値を抑える効果のあるものを摂取してから、高GIのものを食べるようにした方がいいでしょう。
このように、食べ合わせによってもGI値を抑えることが可能です。手軽に試せる方法も多いので、試してご覧になってはいかがでしょうか。
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