糖質制限ダイエットとは、文字通り、食事中の糖質を抜くことで痩せようというダイエットです。
そのダイエットとに似たポジションに位置するのが、「原始人食ダイエット」、「パレオダイエット」。なかなか聞き慣れない名前ですが、ある程度市民権を得たダイエット方法になってきました。
「原始人食ダイエット」とは、その名の通り、原始人の食生活を再現したダイエット。そして「パレオダイエット」とは、旧石器時代の食生活を再現したダイエット。
原始人ダイエット、パレオダイエットの方法
両者、同じことではあるのですが、共通点は「農耕時代」を迎える前の食生活「狩猟生活」というところを再現しているのです。
この農耕を始める前の時代というのは、約250万年前~8000年前くらい。その後は現代の基礎となる「農耕」がスタートしています。
つまり、人間は249万年続けた狩猟生活を1万年前から変えてしまったわけです。そして、「肥満」というものが出現したのも、この1万年前からといわれています。
パレオダイエットとは原始人が食べなかったもの=NG食
農耕によって作られるようになったものは、「米、麦」などの炭水化物。そして原始時代にはなかった食べ物としては、脂質やお菓子や加工品。「油は摂取していたんじゃ?」と思うかもしれませんが、今のような畜産が発達し丸々とふとった家畜が流通する前は、野生の筋肉質な生き物を食すことのほうが多かったというシンプルな話です。
まとめると、「炭水化物(糖質)」と「脂質」と「加工品」を止めましょう、という話です。糖質制限のダイエット方法と似ていますよね。
パレオダイエットは原始人が食べていたもの=OK食
食べて良いものは、シンプルに肉(できれば赤身)、魚、たっぷりの野菜にフルーツです。
いくら原始時代生活とはいえ、焼いた肉をそのまま食え・・・というのは無理がありますので、調味料は塩、香辛料、発酵調味料、出汁などを使い、味付けをできるだけシンプルに。焼く、生、ゆでるなど、調理方法もシンプルに行いましょう。
糖質制限ダイエットとの類似点、相違点は?
炭水化物をやめて・・ということは、基本糖質制限ダイエットにとても近しいダイエットとはなります。
異なるポイントは、「大豆」などの穀物がNGであること、「脂質」がNGであることです。
脂質に関しては、この糖質制限ダイエットでも「良質な油」を摂取しようと薦めていますのでやたらに摂ることはもちろん推奨していません。
ただ、糖質制限中、大豆は高頻度で食べるであろう食材。日本人だと豆腐も納豆も食べれないのでちょっとキツイかもしれません。元々は欧米でスタートしたダイエット方法なので、大豆くらいは許容範囲にし自分の出来る範囲で食事を決定していけばよいのではないかと思います。
↓ 次はここをチェック! ↓