胚芽パンとはその言葉の通り、小麦の胚芽が入っているパンのことです。小麦粒は、胚乳と表皮と胚芽からできています。

この胚芽パン。通常のパンと比べると断然GI値が低め。パンを食べる場合は胚芽パンを選らんだほうが良さそうです。まず、そもそもGI値って何!?という方はGI値の説明や低GI食品の紹介ページを見てみてくださいね。

GI値の低い胚芽パンの栄養

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胚芽の全体のおよそ80%以上を占める胚乳は、デンプンやタンパク質が主成分とされています。表皮は「ふすま」とも呼ばれ、ミネラルや食物繊維が豊富に含まれていると言われています。

胚芽は小麦粒の2%ほどしかない、発芽すると芽になる部分です。タンパク質や脂質、カルシウムや鉄などのミネラル、ビタミンB1、B2、Eなどのビタミン類を含んでいると言われています。

栄養素 胚芽パン100g当たり
食物繊維 14.3g
カルシウム 42mg
ビタミンE 32mg
ビタミンB1 1.8mg
ビタミンB6 1.2mg

普通の小麦粉に使われているのは、表皮と胚芽を取り除いた胚乳の部分です。このような小麦粉で作られたパンなどの食品は、柔らかくて食べやすいものの、表皮や胚芽に含まれていた分の栄養素はとることができません。
また、GI値も高くなってしまうため、特に糖質制限をする際などには、あまり食べない方がいいと言われることが多いようです。

低GIな健康食材、胚芽パン

小麦の胚芽は健康食品として使われることも多く、その栄養素の豊富さと、多様な健康効果が注目されているようです。

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たとえば、抗酸化作用や、血流を改善させる働きなどがあるとされるビタミンEを多く含むため、老化の原因となる細胞の酸化を防いだり、新陳代謝を活性化させ、肌を美しく保ったりといった効果があると言われています。

また、疲労回復に効果があると言われる、ビタミンB1やビタミンB2を豊富に含んでいるとされています。さらに、オクタコサノールという成分が含まれています。この成分には、肝臓や筋肉に蓄えられているグリコーゲンを、スムーズにエネルギーに変える働きがあると言われています。

このオクタコサノールには、持久力を向上させたり、運動による身体的なストレスを緩和したりする効果があるとされています。ダイエットや健康のために運動をしたいという人にとっては、積極的に摂りたい栄養素と言えるのではないでしょうか。
また、整腸効果などがあるとされる食物繊維も、小麦胚芽から摂ることができると言われています。この他、小麦胚芽を食べることによって、骨粗しょう症や生活習慣病などの予防にも、効果が期待できると言われているようです。

まとめてみるとこんな感じですね!

健康に良い!胚芽の効果
抗酸化作用(老化防止)
血流を改善
新陳代謝を活性化
美肌効果
疲労回復
持久力を向上
ストレス緩和
骨粗しょう症予防
整腸効果・便秘改善

このように栄養豊富な胚芽パンですが、次は、胚芽パンのGI値、購入や、食べ方を確認してみましょう。
胚芽パンを食べるなら!GI値や購入方法

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