消化には時間がかかるのに、血糖値はすぐ上がるのはなぜ?食べてから消化までの仕組みを理解しよう。

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太る理由を知るということはダイエットにとって重要です。食べたものが体のなかでどう脂肪になっていくのか、体内でどのような動きをするのかしっかり学びましょう。この記事は①消化の仕組み、②吸収の仕組み、③脂肪になる栄養素、④脂肪にならない栄養素の順番で説明していきます。今回は、第1回目、消化の仕組みについてです。

□ダイエットを成功させる予備知識!消化、吸収、排出の仕組みを徹底理解の流れ

この記事
消化の仕組み 吸収の仕組み 脂肪の原因 脂肪にならない栄養

例えばステーキとご飯をビールを食べた場合を想定して確認していきましょう。

炭水化物抜きダイエット

・牛赤身肉    170g
・ご飯      茶碗1杯
・塩       小さじ1
・レタス     葉っぱ3枚分くらい
・オリーブオイル 大匙1/2
・バルサミコ酢  大匙1
・缶ビール    350ml

肉を食べ、ご飯を食べ、野菜と食べ、ビールを飲み…というように、バランスよく偏らずに食べたとしましょう。

口~食べてすぐ血糖値が上がる理由

最初の消化器官は口です。

口では唾液によって、「糖質」だけが分解されます。

ご飯はデンプン(多糖類)ですので、単糖に分解されて唾液に糖質が解け、そのまま胃を通過し、十二指腸を通過し、小腸に到達して体内に吸収されます。

他の食べ物が胃などで胃酸を浴びてせっせと分解されている間に、糖だけはファストパスのごとく吸収器官まで到達して体内に入っていってしまうわけです。これが消化には時間がかかるのに血糖値が食べてる最中からすぐに上がってしまう理由です。ただし、口にいる時間は短いので、すべてが分解されるわけではありません。

メニューのなかで糖質が含まれているのは、「ご飯(糖質量約55g)」、「ビール(糖質量約10g)」、「バルサミコ酢(糖質量約3g)」。約70gの糖質を摂取することになります。

「食べる順番ダイエット」がはやっていますが、これは糖質の吸収を遅くするために野菜や肉、魚などから食べよう!というダイエット方法。糖質が体内をゆっくり進むようにクッションを作ってあげているのです。もしご飯や芋など糖質が食事のメニューにある際は最後に食べるようにしましょう。

胃~決して胃は小さくならない~

口からはいった食べ物は胃にたどり着きます。咀嚼されて細かくなっているところに消化液をかけておかゆ状に溶かしくのが「胃」の役割りです。

「胃を小さく」して食べる量を減らそう。とよく聞きますが、実は胃は小さくなりません。

「胃が大きくなっちゃって食欲が増して・・・」なんて話を聴きますが、実際には胃が伸縮をしますので、使っていないときは小さくしぼみ、食べ物や飲み物が入ってくれば1.5ℓくらい貯め込められるように膨張します。

つまり胃が大きい小さい関係なく、満腹中枢が「おなかいっぱいだよ!」というサインを出せば満腹、そうでなければ満腹感が無いだけなのです。だからこそ、満腹中枢からサインを出させるためにも、よく噛んで、ゆっくり食べることが大事なのです。

胃でビールはどうなるかというと、アルコールの約20%がここで吸収されます。飲んですぐ酔っ払う人がいるのは、食べてすぐの胃で吸収されるからなのです。アルコールのカロリー自体は「エンプティカロリー」といって脂肪にならずにエネルギーとして消費されるカロリー。ただし、糖質が入っていれば、それはもちろん血糖値を上げて肥満へ導きますので、糖の入っていない焼酎やウイスキーなどを飲んだほうが良いと言われるのはこのためです。

十二指腸の役割り

十二指腸では、炭水化物、脂質、たんぱく質を分解すること、胆汁が脂肪を乳化して消化しやすくするなど、消化活動を行います。さっき食べたステーキはここで乳化が進むのです。

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さて、次は、消化した食べ物たちが体のなかでどう栄養になっていくか?そ確認しましょう。
消化、吸収、排出を理解しよう!腸で吸収されてからの行く末。~ステーキとご飯とビールが脂肪になるとき~

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公開日:
最終更新日:2013年12月09日
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