糖質の中でも、実は1番気をつけたほうが良いものは「飲み物」というのをご存知でしょうか。

食べ物の糖質量にはすごく気を使っている人でも、平気で野菜ジュースを飲んでいたり、豆乳を飲んでいたり、もしくはビールを毎日飲んでいたりと矛盾した行動をとってしまっている人も多いのです。

野菜ジュースが大好き、ビールが大好きという事で理解していて飲んでいるならまだ良いと思いますが、知らずに糖質を摂取してしまっているのであれば勿体無いですね。

糖質制限中こそ、飲み物には気をつけるべき!

飲み物は、固形物でないために胃を通過し、すぐに腸で吸収されてしまいます。もし糖質が入っている飲料であれば、飲んた直後から血糖値を急上昇させてしまうのです。その血中糖度の数値を下げるために、いっきに血液中にはいったブドウ糖は脂肪細胞などに送られ、やがて脂肪になります。

そもそも人類の歴史は肉食の歴史。8000年ほど前から肉や魚を中心とした食生活を続け、穀物の栽培は5000年前から始まっているものの、満足いくまで食べれるような量ではありませんでした。おなかいっぱいまで炭水化物を摂取するようになったのはここ数百年の話です。

さらに、それが液体になると、なお歴史は短くなり、それこそ100年やそこら・・・ということになります。

500mlものコーラのような糖がたっぷりの飲み物なんかを一気に血中に入れるようなことは人類の歴史には無かった話なのです。

糖質制限中の飲み物には「炭酸水」がオススメ!

とはいえ、頭ではわかっていても、欲してしまうのがコーラやソーダなどのいわゆる「清涼感」。ビールなんかもそうですが、やはりあの炭酸がはいっていることで、得られる感覚ってありますよね。

そんな時に飲み始めたのが「炭酸水」でした。

炭酸水

もちろん、砂糖などの入っているものではなく、水に炭酸を加えただけの「炭酸水」です。1~2年前から流行ってることもあり、コンビニなんかではなからず2種類くらいは置かれているようになりましたよね。シュワ~とした清涼感もあり、しかも美味しい。甘くなくとも十分に今まで飲んでいた炭酸飲料の代わりなってくれます。

この炭酸水、最初はジュース代わりに飲んでいたのですが、今では飲む全てのお水が炭酸水になりました。

ダイエットに炭酸水をオススメする理由

その理由は、以下の5つです。

1 お腹がすいたときに飲むと満たされる
なんか食べたいなぁという時に、炭酸水を飲むととりあえず腹が満たされます。これに気がついてからは格段に炭酸水の消費量が増えました。

2 食事と一緒に取ると、食べる量が少なくなる
食事と一緒に飲むと、予想以上にお腹がふくれる感じがするのです。炭酸の効果だと思うのですが、あまり多くを食べていないのに、「食べたなぁ」という感じがします。

3 お酒の代わりになる
これは個人的にうれしかったです。ビール党なので今は糖質オフのビールを飲むようにしているのですが、やはりアルコールは体に負担をかけますし、控えられるなら控えたいもの。そこで休肝日でも作ろう!と思っていた際に冷たく冷やしたシュワシュワの炭酸水を飲むようにしたのですが、お酒の代わりになってくれるんです。これには助かりました。

4 便秘が改善した
もともとそこまでお通じが良いほうではなく、快便の人がうらやましいなぁと思っていたのですが、炭酸水を飲み始めてから、わりと毎日ちゃんと出るようになりました。便秘の解消は、ダイエットだけでなく、肌あれが防げたり、内蔵の調子を整えたり、体にとってメリットしかありません。もちろん体重の減少にも貢献してくれたと思います。

5 血流がよくなり健康に
炭酸水には血流をよくする効果があるため、疲労が回復しやすくなったり、冷え性の改善に繋がったり、美肌効果もあるのだそう。冬場に飲んでいたときは、たしかに末端が冷えすぎる感じはなくなった気がします。運動をしている人であれば、運動後に飲むと疲労回復効果が得られて良いそうです。

正しい炭酸水ダイエットの方法

お水の変わりなのであまりルールとかを気にせず飲んでいたのですが、「炭酸水ダイエット」という言葉もあるように、ちゃんと守ればさらに効果を発揮してくれることがわかりました。

そのためのルールがこちら。

1 お腹がすいたら500mlの炭酸水を飲む

炭酸水を飲むと満腹感が得られるのは、「胃の中で二酸化炭素の気体が出る」ことによるもの。つまり、ガスでおなかいっぱいになる感じがするのです。ただし、気をつけたいのが飲む量!少量を飲むと、炭酸が胃のぜん動運動が活発になり、かえってお腹がすいてしまう場合もあるようです。少量を飲むのではなく、できれば常温の炭酸水を、ゆっくりでも良いので500mlは飲むようにしましょう。

2 普段の炭酸水は常温で飲む
お水やお茶も常温で飲む人が増えていますよね。口や皮膚と違い、温度を感じない内臓。冷たい飲み物を飲むとすっきり美味しいのですが、内臓は実は負担がかかっています。負担がかからないのはやはり常温。沢山飲む人こそ、温度には気をつけましょう。ただし、お酒の代わりやジュースの代わりに飲むときは、やっぱり冷たいほうが良いのでそうしてしまっています。

3 食事の前にコップ1~2杯を取る
食事中の炭酸水の摂取は、食事前が正しいそうです。おなかにたまるので食べ過ぎないという理由と、ぜん動運動が活発になるので消化がスムーズになることが理由。毎日の食事で摂取したいですね。

ダイエットだけでなく、整腸作用や血行促進、美肌など、体にとって良いことづくしの炭酸水。同じお水を飲むのであれば、せっかくだから炭酸炒りを選びたいですね!炭酸水にも色々好みがありますので、飲み比べて、自分の好みの1つを見つけられると良いと思います。

飲み物の糖質量については、こちらにも整理しています。糖質制限中の人には役に立つと思いますのでチェックしてみてください。
飲み物の糖質量ランキング

↓ 次はここをチェック! ↓

生漢煎は口コミ通りの効果がある?実際に買ってみて感想をレビューしてみました!